新型コロナウィルスのPCR検査等を行っている政府公認検査機関一覧(2022/05/27更新)

日本では2022/Jun/1より入国制限が大幅に緩和されます。赤黄青の国・地域に分類しそれぞれで待機期間(隔離機関)などの規制を行うもので、日本で有効なワクチンを3回接種済みの場合で黄もしくは青の国の場合は入国時検査と待機が免除されるものです。※赤の国の場合はワクチン3回で自主待機(自費)7日間となるようです。ワクチンの証明が出来ない場合は3日間の検疫施設での待機(公費)となるようです。(赤の国はワクチン接種をしないほうがお得?)

インドネシアは2022/05/26日現在「青色」国の区分となりました。
このためワクチンの接種有無に関係なく入国時の検査と隔離は不要となりました。※黄色区分になった場合でもワクチンの3回接種済みの場合は、青色区分と同様に検査と隔離は不要です。

緩和される一方で、いずれにしましても日本へ入国時は、出国前72時間以内のPCR等の日本の厚労省が有効としている検査方法による陰性証明書が求められます。
※5/25時点の6/1からの規制(水際対策強化に係る新たな措置(28)等)に関する厚労省作成の概要とQ&Aで30ページの検査証明書に関する問1の回答による。
※抗原定量検査/Quantitative Antigen Test(インドネシアではTes Antigen Kuantitatifと呼ぶ)に関しては、似た名称として、抗原定性検査Qualitative Antigen Test(Tes Antigen Kualitatif)に分類される、いわゆる抗原/抗体検査Antigen/Antibody testやRapid Testなどがありますが、これらはすべて「名称が似ていますが違う検査方法ですので、日本の入国時の陰性証明としては有効ではありません。」ご注意ください。インドネシアでは抗原定量検査は一般的ではありません。インドネシアでは結核診断用のTB-TCM装置でCOVID専用のカートリッジ用いたTCM法もあり、これも核酸増幅検査(NAAT-Nucleic Acid Amplification Test)の一種であり、RT-PCRテストに劣らないい診断ができるとされていますが、厚労省が定める入国時の有効な検査方法としては認められていません。

以下が、北スラウェシ州の現時点(2022/May/26更新)でのPCR検査等を行っている政府公認の検査機関です。

・BTKLPP Manado (マナド環境衛生・疾病管理センター)

・Laboratorium Biomolekuler Unsrat (サムラトランギ大学生体分子研)
⇒09.00~16.00 月~金・休日除く Rp.525.000 結果は8~10時間後 参考リンク

・Laboratorium Klinik Pramita Manado (プラミタ検診クリニックラボ)
⇒06.30~20.30 月~土・休日除く Rp.300.000 結果は24~48時間後 参考リンク

・Laboratorium RS Bhayangkara TK III Mando (バヤンカラ警察病院ラボ)
⇒09.00~12.00 月~土・休日除く Rp.300.000 結果は48時間後 参考リンク

・Laboratorium RS Hermina Manado (ヘルミナ・マナド病院ラボ)

・Laboratorium RS Tk.II R.W Mongisidi Manado (ウォルターモンギシディ陸軍病院ラボ)

・Laboratorium RSUD Anugerah Tomohon (アヌゲラ・トモホン病院ラボ)

・Laboratorium RSUD Provinsi Sulawesi Utara (北スラウェシ州立病院ラボ)

・Laboratorium Siloam Hospital Manado (シロアム・マナド病院ラボ)
⇒08時~16時 Rp.300.000 結果は24時間後 参考リンク
※シロアム病院では、日本入国時に厚労省が有効としている検査方法として従来からのNAATに分類されるRT-PCR法の他にLAMP法(Loop-mediated isothermal AMPlification / ループ媒介等温増幅)も新しく対応可能なようです。ただしLAMP法はPCRのRp30万と比べRp85万とかなり高額です。一方で「15分で結果が出る」というメリットもあります。そのため、状況(急遽帰国する必要があるような場合など)によっては有効な選択肢かと思います。

・RSUP Prof. RD.Kandou Manado (カンドウ中央総合病院)

※情報は刻一刻と変化します。必ずご自身でご確認ください。また、ここに掲載されている情報の正確性についての責任を負うものではございません。
※病院名の前にLaboratoriumがついているものは病院の検査部門を意味します。
※施設にPCR検査装置が無い場合や検体数が多い場合、検査結果が出るまでに時間かかることがあるため、事前に要確認されることをお勧めいたします。
※このリストにはBTKLPPなど一般向けではない検査機関もあります。検査結果についても特に日本入国時に提示する証明書は有効期限だけでなく日本の厚労省所定のフォーマットもしくは必要な内容が英語で記載されていることが必要です。また、事前予約が必要だったり、ウィルス蔓延時などは、スタッフや入院患者のみに限定されるなどルールが変更になることも予想されます。このため、必ず十分な余裕をもって事前に問い合わせるなど対応されてください。

引用元:新型コロナウィルスの検査ラボ一覧
https://www.litbang.kemkes.go.id/laboratorium-pemeriksa-covid-19/