旧印紙(額面Rp6,000とRp3,000)が2022年1月1日以降、使用できなくなります。お手元に旧印紙がある方は2022年1月1日以降間違って使用することの無いように十分にご注意ください。
旧印紙は2021年1月1日より施行された新しい印紙に関する法律で、新しい印紙(Rp10,000)に置き換えられましたが、移行期間の1年間(つまり2021年12月31日まで)は旧印紙でも次の組み合わせでRp10,000の印紙として使用できるというものです。
・Rp6,000の印紙を2枚貼付してRp12,000としたもの
・Rp6,000+Rp3,000の印紙を組み合わせて貼付してRp9,000としたもの
・Rp3,000の印紙を3枚貼付してRp9,000としたもの
上記の方法は2021年12月31日までは有効ですが、その後は、旧印紙を複数貼付して金額をRp10,000以上に合わせたとしても使用出来ない & 払い戻しも出来ないという事です。つまりビンテージやコレクターズアイテムとしてしか価値がなくなります。
(⇒UU No.10 Tahun2020 TENTANG BEA METERAI Pasal 28)
印紙は領収証や契約書などに貼付してサインなどで消印しますが、自分自身が使用する際は間違って古い印紙を使わないように注意するのはちろんの事、相手が使用した際も間違って古い印紙を使っていないか確認しましょう。額面を満たしていたとしても、契約が無効になったり違法状態になったりする可能性もありトラブルのもとになりますので、十分に注意してください。
関連法規
UNDANG-UNDANG NOMOR 10 TAHUN 2020 TENTANG BEA METERAI
https://peraturan.go.id/common/dokumen/ln/2020/uu10-2020bt.pdf